意外な「ギャップ」に、女性の心は揺れ動く

がさつで口が悪くて乱暴者、女性の顔を見れば「うるせえな!」としか言わない。

もちろん成績は下から数えたほうが早く、顔だって百人並み。そんな「番長」の鉄次郎が、空き地の土管の中で暮らしている子ネコに給食の牛乳を与えているところを、偶然通りかかった、美人で秀才で社長令嬢の麗子が目撃して恋に落ち……なんて、昔の青春マンガみたいな話だが決して笑ってはいけない。世間を見渡してみれば、そんな美女と野獣が結ばれる例は、枚挙に暇がないだろう。

子ネコに牛乳を与えること自体、確かにやさしさではあるが、それほどたいしたことではない。いいところ、100点満点で30点くらいだろう。
ところが鉄次郎は日常点が低い。低すぎる。マイナス400点くらいだ。だから、鉄次郎がネコに牛乳を与えている姿を見た瞬間、麗子の頭の中では、30‐(‐400)=+430点の行為に見えてしまったのだ。
これがクラスの普通の男の子(日常点60点)だったら、「何、あの人?子ネコしか友だちがいないんじゃないの?かわいそうに」でおしまいだ。優良出合いサイトの口コミ評価 Catalog

これは恋愛にも応用できる。
たとえば美人に対してはいいところを絶対にほめない。「綾小路さんって、よくわがままって言われない?」その瞬間、彼女の頭の中では国宝級の鐘が鳴り響いている。生まれてからずっと「かわいいね」「美人だね」と、チヤホヤされてきて否定されたことは一度もない。それなのに、この男……。
かくしてキミの存在は彼女の大脳側頭部海馬にしっかりと刻み込まれることになる。「マイナス400点の記憶」として。

重要なのはここから先。要チェック人物として彼女の監視を受けることになったあとに演じるのは、80点の男だ。60点でもいい。なにしろマイナス400点があるのだから。
ときには「そんなことも知らないの?」くらいの毒を吐いて相手を刺激する。そんなふうに彼女の気持ちを揺さぶり、ここ一番で決めるのだ。

「キミの本当の美しさが内面にもあることを、みんな知らないんだ」
自分のことを否定してきた男から認められることに、女性はことのほか弱い。
やさしさと冷たさのギャップ。それは極寒の地で手にする1杯のスープと同じ効果がある。

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2011年10月27日 | コメント/トラックバック(0)|

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